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AK5701KN_17 Datasheet, PDF (39/64 Pages) Asahi Kasei Microsystems – PLL & MIC-AMP内蔵16-Bit Stereo ADC
[AK5701]
IVL7-0, IVR7-0 bitの書き込みを続けて行う場合は、ゼロクロスタイムアウト時間以上の間隔をあけて行って
下さい。所定の間隔をあけないで書き込みを行うと、ゼロクロスカウンタが毎回リセットされボリュームが
切り替わりません。ただし、書き込むレジスタ値が前回と同じ値の場合は書き込みが無視され、ゼロクロス
カウンタはリセットされないので、ゼロクロスタイムアウト時間より短い間隔で書き込みを行うことができ
ます。
ALC bit
ALC Status
Disable
Enable
Disable
IVL7-0 bits
E1H(+30dB)
IVR7-0 bits
C6H(+20dB)
Internal IVL
Internal IVR
E1H(+30dB)
C6H(+20dB)
E1(+30dB) --> F1(+36dB)
(1)
E1(+30dB) --> F1(+36dB)
E1(+30dB)
(2)
C6H(+20dB)
Figure 40. ALC動作中のIVOL動作例
(1) ALC開始時にIVLとIVRの値が異なっている場合は、IVLの値がスタート値になります。ALC bit = “1”を
書き込んでからIVL7-0 bitsの値でALC動作を開始するまでの待ち時間は最大でリカバリ待機時間
(WTM1-0 bits) + ゼロクロスタイムアウト時間(ZTM1-0 bits)です。
(2) ALC動作中は、IVL, IVRのレジスタ(18H, 19H)に書き込みを行っても反映されません。ALCがDisableされ
た後、ゼロクロスまたはゼロクロスタイムアウト時にその値が反映されます。再度ALCをEnableする場
合は、ALC bit = “0”の後、ゼロクロスタイムアウト時間以上の間隔を空けてALC bit = “1”を設定して下さ
い。
■ システムリセット
電源立ち上げ時には、PDN pinに一度 “L”を入力してリセットを行って下さい。システムリセットが行われる
と、AK5701の内部レジスタは全て初期値になります。
PMADL=PMADR bits = “0”の状態からPMADL bitまたはPMADR bitを “0”  “1”に変更することで、ADCの初
期化サイクルが開始されます。初期化サイクルはHPF1-0 bits = “00”のとき3088/fs=70.0ms@fs=44.1kHzです
(Table 30)。初期化サイクル中のADC出力データは2’sコンプリメントの “0”です。初期化サイクル終了後、ADC
の出力はアナログ入力信号に相当するデータにセトリングします。
HPF1 bit
0
0
1
1
HPF0 bit
0
1
0
1
Cycle
3088/fs
1552/fs
Init Cycle
fs=44.1kHz
fs=22.05kHz
70.0ms
(推奨値)
140.0ms
35.2ms
70.4ms
(推奨値)
784/fs
17.8ms
35.6ms
N/A
N/A
N/A
Table 30. ADC初期化サイクル設定 (N/A: Not available)
fs=11.025kHz
280.1ms
140.8ms
71.1ms
(推奨値)
N/A
(default)
MS0404-J-04
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2015/10