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AK8152 Datasheet, PDF (19/21 Pages) Asahi Kasei Microsystems – Single PLL Two Output Clock Generator
[AK8152]
◎READ命令
R/Wビットが“1”の場合、本ICはREAD動作を行います。指定されたアドレスのデータが出力された後、マ
スターがストップコンディションを送らずアクノリッジを生成すると、次のアドレスのデータを読み出すことが
できます。アドレス:FFHのデータを読み出した後、さらに次のアドレスを読み出す場合にはアドレス:F9H
のデータが読み出されます。本ICはカレントアドレスリードとランダムリードの二つのREAD命令を持ってい
ます。
◎カレントアドレス・リード
本ICは内部にアドレスカウンタを持っており、カレントアドレスリードではこのカウンタで指定されたアドレス
のデータを読み出します。内部のアドレスカウンタは最後にアクセスしたアドレスの次のアドレス値を保持
しています。例えば、最後にアクセス(READでもWRITEでも)したアドレスがnであり、その後カレントアド
レスリードを行った場合、アドレス:n+1のデータが読み出されます。
カレントアドレスリードでは、本ICはREAD命令のスレーブアドレス(R/Wビット= “1”)の入力に対してアクノ
リッジを生成し、次のクロックから内部のアドレスカウンタで指定されたデータを出力したのち内部カウンタ
を1つインクリメントします。1バイトのデータが出力された後、マスターがアクノリッジを生成せずストップコン
ディションを送ると、READ動作は終了します。
SDA
S
T
A
R
Slave
Address
T
Data(n)
Data(n+1)
Data(n+2)
S
RA
A
A
A
WC
C
C
C
K
K
K
K
S
Data(n+x)
T
O
P
P
図 9 CURRENT ADDRESS READ 命令
◎ランダム・リード
ランダムリードにより任意のアドレスのデータを読み出すことができます。ランダムリードはREAD命令のス
レーブアドレス(R/Wビット=“1”)を入力する前に、ダミーのWRITE命令を入力する必要があります。
ランダムリードでは最初にスタートコンディションを入力し、次にWRITE命令のスレーブアドレス(R/Wビット
=“0”)、読み出すアドレスを順次入力します。本ICがこのアドレス入力に対してアクノリッジを生成した後、
再びスタートコンディション、READ命令のスレーブアドレス(R/Wビット=“1”)を入力します。本ICはこのス
レーブアドレスの入力に対してアクノリッジを生成し、指定されたアドレスのデータを出力し、内部アドレス
カウンタを1つインクリメントします。データが出力された後、マスターがアクノリッジを生成せず、ストップコ
ンディションを送ると、READ動作は終了します。
SDA
S
T
A
R
Slave
Address
T
Word
Address(n)
S
T
A
R
Slave
Address
T
Data(n)
S
S
RA
A
RA
WC
C
WC
K
K
K
Data(n+1)
A
A
C
C
K
K
図 10 RANDOM READ 命令
S
Data(n+x)
T
O
P
P
draft-J-00b
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2010/3