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AK4688EN Datasheet, PDF (33/36 Pages) Asahi Kasei Microsystems – Asynchronous Stereo CODEC with Capless Line I/O
[AK4688]
1. άϥϯυͱిݯͷσΧοϓϦϯά
電源とグランドの取り方には十分注意して下さい。通常、AVDD1, AVDD2, DVDDにはシステムのアナログ電
源の根元から分けて電源を供給してください。AVDD1, AVDD2, DVDDが別電源で供給される場合には、電源
立ち上げシーケンスを考える必要はありません。AVSS1, AVSS2, DVSS は同じアナロググランド(ベタグラ
ント)に接続して下さい。システムのグランドはアナログとディジタルで分けて配線しPCボード上の電源に
近いところで接続して下さい。小容量のデカップリングコンデンサはなるべく電源ピンの近くに接続して下
さい。
2. ج४ిѹ
AVDD1とAVSS1の電圧差がアナログ入力レンジを設定します。AVDD2とAVSS2の電圧差がアナログ出力レ
ンジを設定します。VREFはアナログ信号の基準電圧として使われます。このピンには高周波ノイズを除去す
るために1μFのセラミックコンデンサをAVSS1/AVSS2との間に接続して下さい。VERF pinから電流を取って
はいけません。ディジタル信号、特にクロックは変調器へのカップリングを避けるため、VREF pinからでき
るだけ離して下さい。
3. Ξφϩάೖྗ
AK4688へのアナログ入力は、外付けの抵抗を介してPre-Ampにシングルエンドで入力されます。入力信号レ
ンジに対して、Pre-Amp出力がADC(LO, RO pin)の入力レンジ(typ. 1.91Vrms)になるようにFeedback抵抗を調節
して下さい。出力コードのフォーマットは 2’sコンプリメントです。DCオフセット(ADC自体のDCオフセッ
トも含む)は内蔵のHPFでキャンセルされます。AK4688は64fsでアナログ入力をサンプリングします。ディジ
タルフィルタは、64fsの整数倍付近の帯域を除く阻止域以上のノイズを全て除去します。AK4688は64fs付近
のノイズを減衰させるためにアンチエリアジングフィルタ(RCフィルタ)を内蔵しています。
4. Ξφϩάग़ྗ
アナログ出力はシングルエンドになっており、出力レンジはAVSS2(0V,typ)を中心に 2.0Vrms(typ,
@AVDD2=3.3V) です。内蔵の ΔΣ 変調器が発生する帯域外ノイズ (シェーピングノイズ) は内蔵のスイッチト
キャパシタフィルタ (SCF) と連続フィルタ (CTF) で減衰されます。帯域外ノイズが問題になる場合は、簡単
な1次のLPF(Figure 23)を入れて下さい。
入力コードのフォーマットは 2’s complement (2 の補数) で7FFFFFH(@24bit) に対しては正のフルスケール、
800000H(@24bit) に対しては負のフルスケール、000000H(@24bit) でのVL/ROUTの理想値は 0V(VSS)が出力され
ます。DCオフセットは±5mV以下です。
AK4688
L/ROUT
470
Analog
Out
2.0Vrms (typ)
2.2nF
(fc = 154kHz, gain = -0.28dB @ 40kHz, -1.04dB @ 80kHz)
Figure 23. External 1st order LPF Circuit Example
5. ج൘഑ઢ্ͷ஫ҙ
LIN, RIN pinはPre-Ampのサミングノードです。他の信号とのカップリングには十分注意し、入力抵抗までの
配線もできるだけ短くなるようにして下さい。LI, RI pinも同様に他の信号とのカップリングとFeedback抵抗
までの配線長に注意して下さい。また、LIN, RIN pinの中で入力として使用されないピンがある場合はオープ
ンにして下さい。
MS1420-J-00
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2012/05