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AK4688EN Datasheet, PDF (25/36 Pages) Asahi Kasei Microsystems – Asynchronous Stereo CODEC with Capless Line I/O
[AK4688]
1-3. アクノリッジ
データを送出しているICは、1バイトのデータを送出した後SDAラインを解放します(HIGHの状態にする)。デ
ータを受信したICは次のクロックでSDAラインを “L”にします。この動作はアクノリッジと呼ばれ、この動
作により正しくデータ転送が行われたことが確認できます。AK4688はスタート·コンディションとスレーブ·
アドレスを受け取るとアクノリッジを生成します。またWRITE命令の場合には各バイトの受信を完了する度
にアクノリッジを生成します。READ命令の場合には、AK4688はアクノリッジ生成に続いて指定されたアド
レスのデータを出力した後SDAラインを解放し、SDAラインをモニターします。マスタがストップ·コンディ
ションを送らずアクノリッジを生成した場合、AK4688は次のアドレスのデータを出力します。アクノリッジ
が生成されなかった場合、AK4688はデータ出力を終了します。
Clock pulse
for acknowledge
SCL FROM
MASTER
1
8
9
DATA
OUTPUT BY
TRANSMITTER
DATA
OUTPUT BY
RECEIVER
START
CONDITION
Figure 14. Acknowledge on the I2C-bus
not acknowledge
acknowledge
1-4. FIRST BYTE
スレーブアドレスを含む第1バイトはスタートコンディションの後に入力され、スレーブ·アドレスによりバ
ス上のICの中からアクセスするICが選ばれます。スレーブ·アドレスは上位7ビットで構成されます。上位6ビ
ットは“001001”であり、 次の1ビットはアクセスするICを選ぶ為のアドレスビット(CAD0 bit)です。 CAD0 pin
の設定に合わせてCAD0 bitを設定してください(CAD0 pin = “L”: CAD0 bit = “0”, CAD0 pin =H”: CAD0 bit=
“1”)。スレーブ·アドレスが入力されると、デバイスのアドレスが一致しているICはアクノリッジを生成し、
その後命令を実行します。第1バイトの8番目のビット(最下位ビット)はR/W bitです。R/W bit= “1”のときREAD
命令が実行され、R/W bit= “0”のときWRITE命令が実行されます。
0
0
1
0
0
1 CAD0 R/W
Figure 15. The First Byte
MS1420-J-00
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2012/05