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AK4495SEQ Datasheet, PDF (42/58 Pages) Asahi Kasei Microsystems – Quality-oriented Premium 32-Bit 2ch DAC
[AK4495S]
(2)-2. READ命令
R/Wビットが “1”の場合、AK4495SはREAD動作を行います。指定されたアドレスのデータが出力された
後、マスタが停止条件を送らず確認応答を生成すると、サブアドレスが自動的にインクリメントされ、
次のアドレスのデータを読み出すことができます。アドレス “09H”のデータを読み出した後、さらに次
のアドレスを読み出す場合にはアドレス “00H”のデータが読み出されます。
AK4495Sはカレントアドレスリードとランダムリードの2つのREAD命令を持っています。
(2)-2-1. カレントアドレスリード
AK4495Sは内部にアドレスカウンタを持っており、カレントアドレスリードではこのカウンタで指定さ
れたアドレスのデータを読み出します。内部のアドレスカウンタは最後にアクセスしたアドレスの次の
アドレス値を保持しています。例えば、最後にアクセス(READでもWRITEでも)したアドレスが “n”であ
り、その後カレントアドレスリードを行った場合、アドレス “n+1”のデータが読み出されます。カレン
トアドレスリードでは、AK4495SはREAD命令のスレーブアドレス(R/W = “1”)の入力に対して確認応答
を生成し、次のクロックから内部のアドレスカウンタで指定されたデータを出力したのち内部カウンタ
を1つインクリメントします。データが出力された後、マスタが確認応答を生成せず停止条件を送ると、
READ動作は終了します。
S
T
S
A
R/W= “1”
T
R
O
T
P
SDA
S
Slave
Address
Data(n)
Data(n+1) Data(n+2)
Data(n+x) P
A
A
A
A
A
A
C
C
C
C
C
C
K
K
K
K
K
K
Figure 23. CURRENT ADDRESS READ 命令
(2)-2-2. ランダムアドレスリード
ランダムアドレスリードにより任意のアドレスのデータを読み出すことができます。ランダムアドレス
リードはREAD命令のスレーブアドレス(R/W bit= “1”)を入力する前に、ダミーのWRITE命令を入力する
必要があります。ランダムアドレスリードでは最初に開始条件を入力し、次にWRITE命令のスレーブア
ドレス(R/W = “0”)、読み出すアドレスを順次入力します。AK4495Sがこのアドレス入力に対して確認応
答を生成した後、再送条件、READ命令のスレーブアドレス(R/W bit= “1”)を入力します。AK4495Sはこ
のスレーブアドレスの入力に対して確認応答を生成し、指定されたアドレスのデータを出力し、内部ア
ドレスカウンタを1つインクリメントします。データが出力された後、マスタがアクノリッジを生成せ
ず停止条件を送ると、READ動作は終了します。
S
S
T
T
S
A
R/W= “0”
A
R/W= “1”
T
R
R
O
T
T
P
SDA
S
Slave
Address
Sub
Address(n)
S
Slave
Address
Data(n)
Data(n+1)
Data(n+x) P
A
A
C
C
K
K
A
A
A
A
A
C
C
C
C
C
K
K
K
K
K
Figure 24. RANDOM ADDRESS READ 命令
MS1560-J-01
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2013/11