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AK4495SEQ Datasheet, PDF (22/58 Pages) Asahi Kasei Microsystems – Quality-oriented Premium 32-Bit 2ch DAC
[AK4495S]
9. 機能説明
■ D/A変換モード
AK4495SはPCMデータとDSDデータの両方をD/A変換することが可能です。DSD mode時は、DCLK,
DSDL, DSDRの各ピンからDSDデータを入力できます。PCM modeではBICK, LRCK, SDATAの各ピンか
らPCMデータを入力します。モード切り替えはD/P bitで行います。D/P bitでPCM/DSD modeを切り替え
た場合はRSTN bitでリセットして下さい。切り替えには2 ~ 3/fs程度かかります。パラレルモード時はPCM
データのみに対応します。
D/P bit Interface
0
PCM
1
DSD
Table 1. PCM/DSD Mode Control
また、DP bit= “0”の場合、内部Digital Filterと外部Digital Filter I/Fを選択することが可能です。外部Digital
Filter I/F使用時(EX DF I/F mode)は、MCLK, BCK, WCK, DINL, DINRの各ピンからデータを入力します。
モード切替はEXDF bitで行います。EXDF bitで内部Digital Filterと外部Digital Filter I/Fを切替える場合は
RSTN bitでリセットして下さい。切り替えには2 ~ 3/fs程度かかります。
EXDF bit Interface
0
PCM
1
EX DF I/F
Table 2. Digital Filter Control (DP bit = “0”)
■ システムクロック
[1] PCM mode
AK4495Sに必要なクロックは、MCLK, BICK, LRCKです。MCLKとLRCKは同期する必要はありますが
位相を合わせる必要はありません。MCLKはインターポレーションフィルタと変調器に使用されま
す。MCLK周波数を設定する方法は(Manual Setting Mode) とデバイス内部で自動設定する方法 (Auto
Setting Mode) の2つがあります。Manual Setting Mode (ACKS pin = “L”, Normal Speed mode)では、MCLK
周波数は自動設定されます(Table 4)。リセット解除時 (PDN pin = “”) はAuto Setting Mode に設定されま
す。 Auto Setting Mode (ACKS pin = “H”) では、サンプリングスピードとMCLK周波数は自動検出され
(Table 5)、内部クロックは適切な周波数 (Table 6) に自動設定されます。
動作中にMCLKまたはLRCKが止まった場合は、AK4495Sは自動的にリセット状態になり、アナログ出
力はAVDD/2電圧(typ)を出力します。MCLKとLRCKを再入力後、リセット状態が解除され動作を再開し
ます。電源 ON 時 は MCLKとLRCKが入力されるまでパワーダウン状態です。
各スピードでのMCLK周波数はTable 3で示される周波数を外部から供給して下さい。
(1) パラレルモード (PSN pin = “H”)
1. Manual Setting Mode (ACKS pin = “L”)
各スピードでのMCLK周波数はTable 3で示される周波数を外部から供給して下さい。DFS1 bitは“0”に固
定されます。このモードは、4倍速には対応していません。
MS1560-J-01
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2013/11