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AK8996W Datasheet, PDF (45/71 Pages) HuaXinAn Electronics CO.,LTD – Pressure Sensor Control IC
[AK8996/W]
9) AK8996電源立上時注意事項
AK8996電源電圧印可時、以下の点にご注意下さい。
AK8996電源立上時間は、200µs以下(0.1*VDD → 0.8*VDD)にして下さい。電源立上時間を200µs
以上にすると、テストモードに入る可能性があります。テストモードに入るとAK8996は、正常に動作しま
せん。テストモードから抜けるためには、STBYN端子でリセットするか、または電源電圧を一度落として
下さい。
電源立上時間200µs以下を守れない場合、以下の図のようにSTBYN端子に抵抗(R)と容量(C)を接
続して下さい。電源立上時、確実にAK8996デジタル回路にリセットがかかるように、電源電圧がVDDに
到達時、STBYN端子の電圧が0.3*VDD以下となるように抵抗値(R)と容量値(C)を決めて下さい。
以下の式から抵抗値(R)と容量値(C)を計算することが出来ます。
Vstbyn = VDD * [1-exp(-t/R*C)]
Vstbyn : STBYN端子電圧
t
: Vstbyn電圧に到達する時間
VDD
EEPROM &
Control Register
Serial I/F
R
STBYN
C
VSS
10) 圧力検出回路ヒステリシス電圧設定時の注意事項
圧力検出回路ヒステリシス電圧設定時、以下の点をご注意下さい。
同ヒステリシス電圧は、通常、圧力検出閾値を基準としてマイナスとして使用します。しかし、同ヒステリシ
ス電圧の設定を小さくした場合(例えば0.0025*VDD)、圧力検出閾値を基準としてヒステリシス電圧はプラ
スとなってしまうことがあります。そうした場合、正常に動作しません。
上記問題を回避するために圧力検出回路ヒステリシス電圧を使用される場合、必ず調整工程にて調整し
て頂き、使用して下さい。また、ヒステリシス電圧は電源電圧に依存して変動しますので、その点はご注意
下さい。
以下の表に4種類の電源電圧(2.5V, 3.0V, 3.3V, 5V)時の同ヒステリシス電圧を記載します。尚、以下の
表でヒステリシス電圧が反転する可能性が高いところは赤色網掛、可能性が低いところは水色網掛にしま
した。以下の表はあくまでも参考です。保証しているわけではありませんので、その点はご理解下さい。
Address : 11 hex D[2:0]=EHYS[2:0]
EHYS[2:0]
Dec Hex Bin
VDD基準
VDD:2.5V
0
0 000 0.0200*VDD -50.00
1
1 001 0.0175*VDD -43.75
2
2 010 0.0150*VDD -37.50
3
3 011 0.0125*VDD -31.25
4
4 100 0.0100*VDD -25.00
5
5 101 0.0075*VDD -18.75
6
6 110 0.0050*VDD -12.50
7
7 111 0.0025*VDD
-6.25
ヒステリシス電圧
VDD:3V VDD:3.3V
-60.00
-52.50
-45.00
-37.50
-30.00
-22.50
-15.00
-7.50
-66.00
-57.75
-49.50
-41.25
-33.00
-24.75
-16.50
-8.25
VDD:5V
-100.0
-87.5
-75.0
-62.5
-50.0
-37.5
-25.0
-12.5
units
mV
mV
mV
mV
mV
mV
mV
mV
MS1055-J-04
45
2011/12