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AK8996W Datasheet, PDF (40/71 Pages) HuaXinAn Electronics CO.,LTD – Pressure Sensor Control IC
[AK8996/W]
3) 電源立上時及びスタンバイ解除(STBYN端子“L” to “H”)時、圧力検出&判定回路動作について
電源投入時及びスタンバイ解除(STBYN端子“L” to “H”)後、圧力検出回路及び圧力判定回路の動作
には注意が必要です。
以下にそれぞれの項目についてまとめます。
1. 圧力検出回路の動作について
圧力検出回路を正常動作させるためには、VOUT端子出力電圧を「アナログ回路安定動作時間」(動
作シーケンス参照)内に設定した出力基準電圧の±0.5%以内に収束させる必要があります。
VOUT端子出力電圧は、内蔵抵抗32kΩとVO端子外付容量Capで決まる時定数で収束します。収束
時間の考え方については 2) VO端子外付容量値(Cap)の決め方 参照して下さい。Capの値が0.1µF以
下の場合、VOUT端子出力電圧は、出力基準電圧の±0.5%以内に収束するため圧力検出結果に問題
はありませんが、0.1µFより大きい容量を使用された場合、±0.5%以内に収束しないため誤検出する可
能性があります。
この問題を回避するためには、電源立上及びSTBYN解除時、圧力検出回路を暫くの間Disable状態
にしなければなりません。Disable時間は、2) VO端子外付容量値(C)の決め方 を参考に計算を行って
決めて下さい。尚、以下に簡易式(最悪値)を記載します。
Disable時間 = -39400[Ω] * 1.1*C[F] |* ln (1-0.995)
2. 圧力検出回路Disable時間について
圧力検出回路Disable時間とは、アナログ回路安定動作時間終了後から圧力検出出力までの時
間になります。圧力検出のみ有効にした場合と圧力検出+自己診断を有効にした場合の圧力検出
回路Disable時間を以下に示します。
2.1 圧力検出有効 (EINT1[1:0]=1h)
EAS[2: 0]
Dec Hex Bin
0 0 000
1 1 001
2 2 010
3 3 011
4 4 100
5 5 101
6 6 110
7 7 111
圧力検出回路Disable時間(msec)
fs:100Hz fs:1kHz fs:2kHz fs:10kHz
10
1.0
0.5
0.1
10
1.0
0.5
0.2
20
2.0
1.0
0.4
60
6.0
3.0
0.8
140
14.0
7.0
1.6
300
30.0
15.0
3.1
620
62.0
31.0
6.3
1260
126.0
63.0
12.5
Comments
初期値
VDD
アナログ回路
安定動作時間
DET 出力
圧力検出 Disable 時間
MS1055-J-04
40
2011/12