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MB85RC128A Datasheet, PDF (6/32 Pages) Fujitsu Component Limited. – 128 K (16 K × 8) ビットI2C
MB85RC128A
■ データ構成
I2C では , マスタが スタート・コンディションに続きデバイス・アドレス・ワード (8 ビット ) を入力した後 , スレーブが 9
ビット目に ACK “L” レベルを出力します。マスタは ACK 応答を確認した後 , 続いて 8 ビット× 2 のメモリ • アドレスを入
力します。
メモリ・アドレスの入力ごとに , スレーブは再び ACK “L” レベルを出力します。この後 , 入出力のデータが 8 ビット単位
で続き , 以降 8 ビットごとに ACK “L” レベルを出力します。
デバイス・アドレス・ワードの 8 ビット目 , R/W コードに従って , データラインをマスタとスレーブどちらが駆動するか
を決定します。ただし , クロックは必ずマスタが駆動します。書込み動作時は , スレーブがマスターから 8 ビットを受信し
た後 , ACK 信号を返します。マスタがその ACK 信号を確認した後 , 次の 8 ビットを送信します。読出し動作時は , スレー
ブが 8 ビットを送信した後 , マスタからの ACK 信号を待ちます。
■ FRAM のアクノリッジ・ポーリング不要について (Acknowledge Polling)
FRAM デバイスは書込み時間が高速なため , アクノリッジ・ポーリングによる ACK 待ち * は発生しません。
*:E2PROM では , 書換え中か否かを判定する機能として , アクノリッジ・ポーリングがあります。書換えの期間中 , ス
タート・コンディションに続いてデバイス・アドレス・ワード (8 ビット ) を入力し , 9 ビット目のアクノリッジに
よって書換え中か否かを判定するのが一般的です。
■ ライトプロテクト (WP)
ライトプロテクト端子を “H” レベル にすることで , 全メモリアレイが書込み禁止になります。ライトプロテクト端子が
“L” レベル の場合は , 全メモリアレイの書換えができます。読出しは , ライトプロテクト端子が “H” レベル , “L” レベル にか
かわらず可能です。
(注意事項)ライトプロテクト 端子は内部で VSS 端子にプルダウンされており , 端子がオープンの場合は “L” レベル ( 書
込み可能状態 ) として認識します。
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DS501-00018-2v0-J