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AK4141 Datasheet, PDF (33/96 Pages) Asahi Kasei Microsystems – NICAM/A2/EIA-J Digital Stereo Decoder
CONFIDENTIAL
[AK4141]
(2)-3. READ命令
R/W bitが “1”の場合、AK4141はREAD動作を行います。指定されたアドレスのデータが出力された後、マス
タがストップ·コンディションを送らずアクノリッジを生成すると、次のアドレスのデータを読み出すこと
ができます。アドレス:61H,95Hのデータを読み出した後、さらに次のアドレスを読み出す場合にはアドレ
ス:00Hのデータが読み出されます。ADC/DAC部のレジスタはリードできません。
AK4683はカレント·アドレス·リードとランダム·リードの二つのREAD命令を持っています。
(2)-3-1. カレント・アドレス・リード
AK4141は内部にアドレス·カウンタを持っており、カレント·アドレス·リードではこのカウンタで指定され
たアドレスのデータを読み出します。内部のアドレス·カウンタは最後にアクセスしたアドレスの次のアド
レスの値を保持しています。例えば、最後にアクセス(READでもWRITEでも)したアドレスがnであり、その
後カレント·アドレス·リードを行った場合、アドレス:n+1のデータが読み出されます。カレント·アドレス·
リードでは、AK4141はREAD命令のスレーブ·アドレス(R/W bit = “1”)の入力に対してアクノリッジを生成し、
次のクロックから内部のアドレス·カウンタで指定されたデータを出力したのち内部カウンタを1つインク
リメントします。1バイトのデータが出力された後、マスタがアクノリッジを生成せずストップ·コンディシ
ョンを送ると、READ動作は終了します。
SDA
S
T
A Slave
R Address
T
Data(n)
Data(n+1)
Data(n+2)
S
Data(n+x) T
O
P
S
P
A
A
A
A
C
C
C
C
K
K
K
K
Figure 25. CURRENT ADDRESS READ命令
(2)-3-2. ランダム・リード
ランダム·リードにより任意のアドレスのデータを読み出すことができます。ランダム·リードはREAD命令
のスレーブ·アドレス(R/W bit = “1”)を入力する前に、ダミーのWRITE命令を入力する必要があります。ラン
ダム·リードでは最初にスタート·コンディションを入力し、次にWRITE命令のスレーブ·アドレス(R/W bit =
“0”)、読み出すアドレスを順次入力します。AK4141がこのアドレス入力に対してアクノリッジを生成した後、
再びスタート·コンディション、READ命令のスレーブ·アドレス(R/W bit = “1”)を入力します。AK4141はこの
スレーブ·アドレスの入力に対してアクノリッジを生成し、指定されたアドレスのデータを出力し、内部ア
ドレスカウンタを1つインクリメントします。データが出力された後、マスタがアクノリッジを生成せず、
ストップ·コンディションを送ると、READ動作は終了します。
SDA
S
T
A Slave
R Address
T
S
T
W ord
A Slave
Address(n) R Address
T
Data(n)
Data(n+1)
S
S
A
A
C
C
K
K
A
A
A
C
C
C
K
K
K
Figure 26. RANDOM READ命令
S
Data(n+x) T
O
P
P
MS0952-J-03
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2013/12