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AK4141 Datasheet, PDF (31/96 Pages) Asahi Kasei Microsystems – NICAM/A2/EIA-J Digital Stereo Decoder
CONFIDENTIAL
[AK4141]
1-3. アクノリッジ
データを送出しているICは、1バイトのデータを送出した後SDAラインを解放します(HIGHの状態にする)。
データを受信したICは次のクロックでSDAラインを “L”にします。この動作はアクノリッジと呼ばれ、この
動作により正しくデータ転送が行われたを確認することができます。AK4141はスタート·コンディションと
スレーブ·アドレスを受け取るとアクノリッジを生成します。またWRITE命令の場合には各バイトの受信を
完了する度にアクノリッジを生成します。READ命令の場合には、AK4141はアクノリッジ生成に続いて指定
されたアドレスのデータを出力した後SDAラインを解放し、SDAラインをモニタします。マスタがストップ
·コンディションを送らずアクノリッジを生成した場合、AK4141は次のアドレスのデータを出力します。ア
クノリッジが生成されなかった場合、AK4141はデータ出力を終了します。
Clock pulse
for acknowledge
SCL FROM
MASTER
1
8
9
DATA
OUTPUT BY
TRANSMITTER
DATA
OUTPUT BY
RECEIVER
START
CONDITION
Figure 20. アクノリッジの生成
not acknowledge
acknowledge
1-4. 第1バイト
スレーブアドレスを含む第1バイトはスタートコンディションの後に入力され、スレーブ·アドレスによりバ
ス上のICの中からアクセスするICが選ばれます。スレーブ·アドレスは上位7ビットで構成されます。上
位4ビットは、“1000”であり、次の3ビットはアクセスするICを選ぶ為のアドレスビットであり、CAD1/CAD0
= “11”は有効ではありません。スレーブ·アドレスが入力されると、デバイスのアドレスが一致しているICは
アクノリッジを生成し、その後命令を実行します。第1バイトの8番目のビット(最下位ビット)はR/W bitです。
R/W bit= “1”のときREAD命令が実行され、R/W bit= “0”のときWRITE命令が実行されます。
1
0
0
0 CAD1 CAD0 0
R/W
(CAD1-0 bitはCAD1-0 pinと一致している)
Figure 21. 第1バイトの構成
CAD1 pin
L
L
L
L
H
H
H
H
CAD0 pin
L
L
H
H
L
L
H
H
R/W
Write
Read
Write
Read
Write
Read
Write
Read
Table 19. 第1バイトの設定
First Byte
80H
81H
84H
85H
88H
89H
N/A
N/A
(N/A: Not available)
MS0952-J-03
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2013/12