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AK5730VQ_17 Datasheet, PDF (20/50 Pages) Asahi Kasei Microsystems – 4-Channel Differential Audio ADC for Line & Mic Inputs
[AK5730]
機能説明
■ システムクロック
マスタモードとスレーブモードの切り替えはMSN pin で行います。MSN pin = “H” でマスタモード、“L” でスレーブモー
ドです。
スレーブモード時、AK5730に必要とされるクロックは内蔵のPLLを使用する場合としない場合(PLL1-0 bits) で
異なります。
(1) PLLを使用しない場合
クロックとしてMCLKI, BICK, LRCK (fs)を入力します。MCLKIとLRCKは同期する必要はありますが、位相
を合わせる必要はありません。電源を立ち上げリセット解除した後は、MCLKI, LRCK, BICKが入力されるまでパワ
ーダウンモードです。
(2) PLLを使用する場合
クロックとしてBICKとLRCKを入力します。電源を立ち上げリセット解除した後は、BICK , LRCKが入力されるま
でパワーダウンモードです。
Table 1 にサンプリング周波数fsとマスタクロックMCLK周波数、ビットクロックBICK周波数の関係を記します。サンプリ
ングレートはFS0 bit と FS1 bit で設定します (Table 3)。
マスタモード時、AK5730に必要とされるクロックはMCLKI のみです。CKS 1-0 bit でマスタクロック周波数
を(Table 2)、FS1-0 bitでサンプリング周波数を設定します。電源を立ち上げリセット解除した後は、MCLKI が入
力されるまでパワーダウンモードです。TDM256 modeのときはマスタクロック周波数を256fsとしてください。
LRCK
fs
8kHz
32kHz
44.1kHz
48kHz
256fs
2.048
8.192
11.2896
12.288
MCLK (MHz)
384fs
3.072
12.288
16.9344
18.432
512fs
4.096
16.384
22.5792
24.576
BICK (MHz)
64fs
0.512
2.048
2.8224
3.072
Table 1. システムクロック例
CKS1 bit CKS0 bit
Clock Speed
0
0
256fs
0
1
384fs
1
0
512fs
(default)
1
1
(reserved)
Table 2. マスタクロックコントロール (Master Mode)
FS1 bit
0
0
1
1
FS0 bit
Sampling Rate
0
24kHz – 48kHz
1
12kHz – 24kHz
0
8kHz – 12kHz
1
8kHz – 12kHz (reserved)
Table 3. サンプリングレート (fs)
(default)
MS1577-J-03
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2015/11