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AK2301BX Datasheet, PDF (14/23 Pages) Asahi Kasei Microsystems – 3.3V Linear PCM CODEC LSI with PLL & Voltage Detector
ASAHI KASEI
[AK2301BX]
回路構成
ブロック
AMPT
AMPR
AAF
CODEC
A/D
CODEC
D/A
SMF
BGREF
PCM I/F
PLL
Voltage Detector
I2S I/F
機能
送信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。
外付けの抵抗で差動もしくはシングルエンドのゲインアンプを構成します。ただ
し、帰還抵抗は10 kΩ以上にして下さい。各端子の構成は次のようになっています。
VFTN:オペアンプ反転入力
VFTP:オペアンプ正転入力
GST:オペアンプ出力
受信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。
反転アンプとして使用し、外付けの抵抗でゲインアンプを構成します。ただし、外
付けの負荷と帰還抵抗を合わせて8kΩ以上の負荷になるようにして下さい。各端子
の構成は次のようになっています。
VFR:オペアンプ反転入力 GSR:オペアンプ出力
折り返し雑音防止用フィルタです。2次のRCローパスフィルタで構成されており、
A/Dコンバータのサンプリング周波数帯における雑音を除去します。
入力されたアナログ信号を圧伸則に従い14ビットのPCMデータに変換します。
また、帯域制限用フィルタを内蔵しています。
DR端子より取り込まれた14ビットのPCMデータをAnalog信号に変換します。
D/Aコンバータの出力は、その後SMFに通され高周波成分が抑えられ出力されま
す。
D/Aコンバータの出力から帯域内の周波数成分を取り出すためのフィルタです。
温度補償されたバンドギャップ電圧発生器により、安定なアナロググランド電圧を
発生します。(1.5V typ) 安定化の為、VREFピンには1.0 uF以上の容量を接続して
下さい。ただし、このピンには外部負荷を接続しないで下さい。また、AMPTを差
動入力として使用する場合に必要となるAGNDレベルをTAGNDピンから出力し
ます。これにも安定化の為に1.0uF以上の容量を接続してください。
BCLKで定められるデータレート(256kHz/512kHz)で14ビットPCMデータ(2’s
compliment)を16ビットシリアルフォーマットで入出力します。PCMインタフェー
スはLongFrameとShortFrameの2つのモードに対応できますが、この2つのモード
はLSIが自動判定します。
PCMデータはDX,DR端子から入出力されます。
26MHzのマスタークロックから、PCMコーデックに必要な内部クロックと
256KHzまたは512KHzまたは11.29MHzまたは12.288MHzのクロックを生成し出
力します。
DPOW端子が、検出電圧(約2.7V)以下になるとROUTN端子がLになります。
電源電圧及びDPOW端子が最小動作電圧を下回ると、ROUTN外付けプルアップ電
圧が出力されます。解除電圧と検出電圧の差がヒステリシス電圧です。
(Typ.0.108V)
DPOW端子に解除電圧よりも高い電圧が印加されると、CO端子に接続される外付
けコンデンサへの充電が始まり、外付け遅延抵抗との時定数により、ROUTN端子
が遅延動作を行います。
PCMN端子が’1’の時、BCLK,DRを用いて、DRデータを遅延させSDTO端子からデ
ータを出力し、オーディオフォーマットをI2S互換に変換します。
<MS0599-J-00>
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2007/2