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AK2306LVM Datasheet, PDF (8/36 Pages) Asahi Kasei Microsystems – ISDN/VoIPターミナルアダプタ用 2チャンネル PCMコーデック LSI
ASAHI KASEI
回路構成
[AK2306/LV]
ブロック
AMPT0,1
AMPR0,1
AAF0,1
CODEC
(CH0,CH1)
A/D
CODEC
(CH0,CH1)
D/A
SMF0,1
BGREF
RINGER TONE
_GEN
GA0T GA0R
GA1T GA0R
GATN
SERIAL I/F
PLL
PCM I/F
機能
備考
送信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。
外付けの抵抗で差動もしくはシングルエンドのゲインアンプを構成します。ただ
し、帰還抵抗は10 kΩ以上です。各端子の構成は次のようになっています。
VFTPx:オペアンプ正転入力 VFTNx:オペアンプ反転入力
GSTx:オペアンプ出力
受信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。
通常、反転アンプとして使用し、外付けの抵抗でゲインアンプを構成します。ただ
し、帰還抵抗は10kΩ以上です。各端子の構成は次のようになっています。
VFRx:オペアンプ反転入力 GSRx:オペアンプ出力
< 注意 >AMPT0,1を差動アンプとして構成する場合、AMPR0,1は差動アンプの
アナログGND用のバッファとして使用下さい。この場合、このアンプを使った出
力ゲイン調整は出来ません。
折り返し雑音防止用フィルタです。2次のRCローパスフィルタで構成されており、
A/Dコンバータのサンプリング周波数帯における雑音を除去します。
入力されたアナログ信号を圧伸則に従い8ビットのPCMデータに変換します。圧伸
則として、ITU-T G.711に準拠したA-Lawまたはμ-Lawをサポートします。
A-Lawでは偶数ビットの反転もおこないます。
圧伸則の選択は、レジスタALAWNでおこないます。
"H": μ-Law
"L": A-Law
また、帯域制限用フィルタを内蔵しています。
DR端子より取り込まれた8ビットのPCMデータを圧伸則に従い伸張し再生しま
す。圧伸則として、ITU-T G.711に準拠したA-Lawとμ-Lawをサポートします。
A-Lawでは偶数ビットの反転もおこないます。
圧伸則の選択は、レジスタALAWNでおこないます。
"H": μ-Law
"L": A-Law
D/Aコンバータの出力から帯域内の周波数成分を取り出すためのフィルタです。
温度補償されたバンドギャップ電圧発生器により、安定なアナロググランド電圧を
供給します。(2.4V@5V時/ 1.5V@3.3V時) 安定化の為、1.0 uFの容量を接続下さい。
16Hz,20Hzのリンガートーンを発生する回路です。トーンの選択とON/OFFはレジ
スタで行います。
信号レベルを変更する回路です。+6~-18dB(1dBstep、25段階)のゲイン調整が
可能です。ゲイン設定はレジスタで行います。
内部レジスタへのデータ入力を行います。1ワード=16bit。
構成は命令コード4bit、アドレス3bit、ダミー1bit、データ8bitとなっています。
SCLK,DATA, CS 端子で制御します。
8KHzのフレーム同期信号FSから、内部動作に必要な所定のクロック周波数を発生
します。ループフィルタ用の外付容量(0.22 uF以上)をLPC端子に接続します(対
VSS)。
BCLKで定められるデータレート(128k∼4096kMbps:Nx64kHz)でPCMデータを入
出力します。PCMインタフェースにはLongFrame,ShortFrame,GCIの3つのモー
ドがあります。モード設定はレジスタPCMIFで行います。
PCMIF = “L” LongFrame or Short Frame
PCMIF = “H” GCI
LF,SFは内部回路で自動判定します。PCMデータは2チャンネル分が多重化され
DX,DR端子から入出力されます。
MS0093-J-06
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2012/01