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AK2306LVM Datasheet, PDF (16/36 Pages) Asahi Kasei Microsystems – ISDN/VoIPターミナルアダプタ用 2チャンネル PCMコーデック LSI
ASAHI KASEI
■パワーダウン
[AK2306/LV]
パワーダウン設定を行うとAK2306の消費電力が低減されます。
パワーダウン時は、アナログ回路への電流供給およびデジタル回路へのクロック供給が停止され、該当する
回路は動作停止状態となります。
パワーダウンは次の2つの形式があります。
・全回路パワーダウン
・ブロック別パワーダウン
※ パワーダウン時においては、該当するブロックの出力端子はハイインピーダンスとなります(p.5参照)。
◆パワーダウン設定方法
全回路または一部の回路のパワーダウンはレジスタ設定で行います。
パワーダウンの設定方法と設定時の動作
対象回路 レジスタ
設定値と動作
パワーダウン時動作の注意事項
全回路
CODEC
CH0
CODEC
CH1
PD
PDCH0
PDCH1
”0”:動作
”1”:パワーダウン
・レジスタは初期化されません。
・シリアルI/Fは使用可能です。
・FS,BCLKを供給する必要はありません。
・常にFSを入力して下さい(p.10,11参照)。
・CODEC CHn(n=0,1) をパワーダウンしても、
以下の回路は動作しています。
①AMPTn, AMPRn (n=0,1)入出力
②RING TONE GEN出力
(詳細は次項の表を参照して下さい)
RING
TONEGEN
PDTN
・パワーダウン解除からトーン出力開始までの時間
は125usです。
注)PD, PDCHn(n=0,1), PDTNレジスタの初期値は”0”です。
◆パワーダウンからの復帰:CODEC
CODEC CH0/CH1をパワーダウンから復帰する場合、AK2306はCODECの初期化を行います。
初期化終了までに要する時間は130ms(typ)です。
全回路パワーダウンから復帰する場合、AK2306はパワーオンシーケンスと同様のCODEC初期化を行います。
初期化終了までに要する時間は250ms(typ)です。
MS0093-J-06
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2012/01