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AK2308LV Datasheet, PDF (7/36 Pages) Asahi Kasei Microsystems – AK2308LV
ASAHI KASEI
構成回路
1) CODEC 部
2) 送信パス部
3) 受信パス部
4) CPU I/F 部
5) PCM I/F 部
6) 電源部
[AK2308LV]
構成回路
機能
G.711 G.712 準拠の PCM CODEC です。A/D D/A 部とも内部は 14bit 精度で動
作しており、デジタル領域で、送信→受信の側音加算制御およびアッテネータ制
御を行います。入出力は A/μ-law ですが、CPU インターフェースを用いて、14bit
精度データを、レジスタ設定によって DX/DR ピンから 16bit のフォーマットで入
出力することが可能です。
ハンドセット入力用差動入力アンプ、および内蔵マイク用のシングルエンド入力
アンプの、2 系統の入力パスを持ちます。
Amp1,2のゲインは外付け抵抗により0~+25dBまで使用可能です。
また、CODEC 内部で、0/-14dB のデジタル PAD 及び、+15~-16dB 1dB step/31
段階のデジタルボリュームも備えています。
スピーカ用の差動出力(32Ωドライブ)、ハンドセットレシーバ用のプリアンプ
出力(10kΩドライブ)、及び各出力用に独立したゲイン調整段から構成されて
います。また外部からのトーン信号をスピーカ、ハンドセットへ出力するパスが
設けられています。
スピーカ用のゲイン段は、外付けによるゲイン調整用アンプ(Amp4)+5~+11dB
及び+12~-12dB、2dB ステップ/13 段階のボリュームを持ちます。
ハンドセット用のゲイン段は、+8~-18dB、2dB ステップ/14 段階のボリューム
及び+6~-6dB、6dB ステップ/3 段階のボリュームを持ちます。
また、CODEC 内部で、+15~-16dB 1dB step/21 段階のデジタルボリューム、及
び-12~-57dB 3dB step/16 段階の側音加算ボリュームも備えています。
TONEI から、スピーカや、ハンドセットレシーバに、トーンを通すことも出来ま
す。
受信、送信部の各種パスの切り替え、ボリューム等の設定をシリアルのインター
フェースを介して外部 CPU から書き込み、読み出しすることにより行います。
内部コーデックへの PCM データのインターフェースを DX/DR ピンを通して行い
ます。この PCM インターフェースは、4 つのモードを持ち、PCM モード、16bit
リニアモード、AK130_B1 モード、AK130_B2 モードがあります。この内通常モ
ードでは、Long Frame/Short Frame をサポートし、その切り替えは FS のパルス
幅により自動で検出することで行われます。AK130 モードでは、弊社 PBX 用ト
ランシーバ LSI である AK130 とダイレクトに接続することが出来ます。16bit リ
ニアモードでは、PCM CODEC 内部の 14bit 精度のデータを入出力出来ます。
内部リファレンス電源発生部。また、電源投入時電源電圧をモニターしながらパ
ワーオンリセット信号を内部で生成し、回路の初期化を自動的に行います。
<AK2308LV>
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MS0227―J―01