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AK4591VQ Datasheet, PDF (34/41 Pages) Asahi Kasei Microsystems – 入力セレクタ付24bit 4ch ADC + 24bit 6ch DAC
[AK4591]
(8) DAC部ソフトミュート機能
DAC部にはソフトミュート回路が内蔵されています。これは、DAC1,DAC2,DAC3に共通に動作します。
ソフトミュートは、デジタル的に実行されます。SMUTEピンを”H”またはコントロールレジスタCONT5
のSMUTE=1に設定するとコントロールレジスタ(CONT5)SF1,SF0で設定したLRCLKサイクル+2LRCLK
(max)サイクルで入力データが-∞dBまでアッテネーションされます。(SF1=0,SF0=0のときは1008~1
010LRCLKでアッテネーションされます。)
SMUTEピンを”L” コントロールレジスタのSMUTE=0にすると-∞dB状態が解除され,設定したLRCLK
サイクル+2LRCLK(max)サイクルで0dBまで復帰します。
(SMUTEピンとコントロールレジスタSMUTEのORをとって内部SMUTEとしています。(3.ブロック
図参照))
ソフトミュート開始後、設定したサイクル以内に解除されるとアッテネーションが中断され、同じサ
イクルで0dBまで復帰します。(ソフトミュートをかける位置によって最大2LRCLKの誤差は出ます。)
ソフトミュート機能は、 S_RESET が”H” (DAC部が動作状態)のとき有効に動作します。
-∞dB(0)までアッテネーションされた後、システムリセット: S_RESET =”L”を行った場合、DAC部
がリセット状態になるため、リセット時とリセット解除時にクリックノイズ(ボツ音)が発生する可能
性がありますので外部ミュート回路等で対策を行ってください。
アッテネーション値は、 INIT_RESET =”L”で初期化され、 S_RESET =”L”では初期化されません。
SMUTE
0dB
Attenuation
-∞dB
設定値+2LRCLK(max)
群遅延GD
設定値+2LRCLK(max)
群遅延GD
出力イメージ
ソフトミュート動作(SMUTEピンの場合)
SMUTE
0dB
Attenuation
-∞dB
S_RESET
出力イメージ
外部ミュート回路
設定値+2LRCLK(max)
設定値+2LRCLK(max)
群遅延GD
クリックノイズ
Mute ON
S_RESET 時のソフトミュートコントロール例(SMUTEピンの場合)
[MS0295-J-01]
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2012/12