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AK4414EQ Datasheet, PDF (46/51 Pages) Asahi Kasei Microsystems – High Performance 120dB 32-Bit 4ch DAC
Digital Ground
System
Controller
Analog Ground
1 PDN
2 BICK
3 SDATA1
4 SDATA2
5 TDM1
6 LRCK
7 SMUTE
8 SD
9 DEM0
10 DEM1
11 DIF0
[AK4414]
VSS1 33
VREFL1 32
VREFH1 31
AOUTR1N 30
AOUTR1P 29
NC
28
AOUTL2P 27
AOUTL2N 26
VREFH2 25
VREFL2 24
VSS2 23
Figure 25. Ground Layout
1. グランドと電源のデカップリング
AK4413ではディジタルノイズのカップリングを最小限に抑えるため、AVDD, VDD1/2 とDVDDをデカップリ
ングします。AVDD, VDD1/2 にはシステムのアナログ電源を供給し、DVDDにはシステムのディジタル電源を
供給して下さい。AVDD, VDD1/2 とDVDDの配線はレギュレータ等からの低インピーダンス状態のまま分けて
配線して下さい。その際、AVDD, VDD1/2 とDVDDの立ち上げシーケンスを考慮する必要はありません。
VSS1-2, DVSS, AVSS は同じアナロググランドに接続して下さい。デカップリングコンデンサはAK4413にでき
るだけ近づけて接続します。
2. 基準電圧
VREFH1/2 pinとVREFL1/2 pinに入力される電圧の差がアナログ出力のフルスケールを決定します。通常は
VREFH1/2 pinをAVDDに接続し、VREFL1/2 pinをVSS1/VSS2/AVSS に接続します。VREFH1/2 pinとVREFL1/2
pinとの間に高周波ノイズを除去するために0.1µFのセラミックコンデンサを接続します。セラミックコンデン
サはピンにできるだけ近づけて接続して下さい。VCM1/2 pinから電流を取ってはいけません。ディジタル信号、
特にクロックはAK4414へのカップリングを避けるためVREFH1/2, VREFL1/2 pinからできるだけ離して下さ
い。
3. アナログ出力
アナログ出力は完全差動出力になっており、出力レンジはAVDD/2を中心に2.8Vpp (typ, VREFH1/2 − VREFL1/2
= 5V)です。差動出力は外部で加算されます。AOUT +, AOUT −の加算電圧はVAOUT = (AOUT+)−(AOUT−)です。
加算ゲインが1の場合、出力レンジは5.6Vpp (typ, VREFH1/2 − VREFL1/2 = 5V)です。外部加算回路のバイア
ス電圧は外部で供給します。入力コードのフォーマットは2’s compliment (2の補数)で7FFFFFH(@24bit)に対し
ては正のフルスケール、800000H(@24bit) に対しては負のフルスケール、000000H(@24bit)でのVAOUTの理想値
は0V電圧が出力されます。
内蔵のΔΣ変調器の帯域外ノイズ(シェーピングノイズ)は内蔵のスイッチトキャパシタフィルタ(SCF)で減衰さ
れます。
Figure 26は差動出力を1個のオペアンプで加算する外部LPF回路例です。
Figure 27は差動出力の回路例及び3個のオペアンプを使った外部LPF回路例です。
MS1476-J-00
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2013/01